抗体などの生物製剤では溶液状態での凝集性の評価が
必要となります。
超遠心分析による分散度解析は信頼性が高いデータを
与えると認識されており、FDAでも品質管理手法として
超遠心分析を推奨しています。


溶液中の分子は分子間に働く引力や反発力により理想溶液
のような挙動を示しません。
特に蛋白質の場合には、様々な大きさの会合体や大きな
凝集体を形成することがあります。
超遠心分析によるタンパク質測定方法は、遠心力を利用し
溶液中のタンパク質挙動を光学系にてリアルタイム観察します。
解析理論は熱力学及び流体力学理論に基づくため、標準物質
などは不要の絶対測定法です。
重量平均分子量、沈降係数、平衡定数、拡散係数を付属ソフトウエアにて迅速に算出し、分子量決定や分子形状判定、分子間相互作用測定(解離定数)などについての情報を取得などが可能です。
遠心力場では分子(溶質)に遠心力、拡散力、浮力が働き、この3つの力のバランスに応じた沈降パターンを示します。この沈降パターンを流体力学、遠心力に基づき解析することで分子の分子量や形状についての情報が得られます。
超遠心分析には沈降速度法と沈降平衡法があり、異なる情報が得られます。

沈降速度法について
高い回転数(40,000〜60,000 rpm)で分子を沈降させ分子の分散状態や形状を解析します。以下の情報が得られます。
  ・分散状態(均一か不均一か) ・各成分の大まかな分子量
  ・成分の数と各成分の存在比 ・各成分の形状
沈降平衡法について
比較的低い回転数(3,000〜30,000 rpm)で分子の濃度勾配を形成させ分子の平均分子量や分子間に働く力を解析します。
 以下の情報が得られます。 
  ・平均分子量 ・会合状態 ・平衡定数

抗体溶液測定例

モノクローナル抗体溶液を超遠心分析法により評価した測定例です。
IgG測定例.PDF へのリンク

ナノ粒子測定例
様々なサイズのナノ粒子溶液を超遠心分析法により評価した測定例です。
ナノ粒子測定例.PDF へのリンク
株式会社ユー・メディコ
蛋白質の溶液物性解析を中心に、バイオ医薬品の研究・開発をトータルでサポートします。
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